「テキストを追いかけるだけではない」「自分で学習したいところを学習する」イコール「実践力が身につく」と謳っているパソコン教室は数多ありますが、私たちは、基本・正道をきちんと身に付けてこそ、実践力が身につくものと考えています。
基本と聞くと地味、単調、カッコ悪い、テキストだけは退屈、次に行きたい…などと考えて、「早く成果を出したい」「ちょっと変わった方法を…」などと考えだします。はたして、それを実践力と呼んでいいのでしょうか?うまくいかないとき、なぜうまくいかないのかを考える。それは、物事を俯瞰で考えることができるだけのベースが身についていれば解決できる場合がほとんどです。
しっかりと基礎から系統立てて学び、そのうえで「もっと効率の良い方法」「実務でどう活かすのか」のポイントを解説していきますので、実務で使える実践力が身につくのです。
求職者支援訓練の目的には、「受講者の専門的能力の向上および基本的能力を向上し、自発的で積極的な就職活動を促す」という大前提があります。離職者訓練は就職をしていただくために実施していますので、受講生の最大の目的は就職と言えます。
そこで、訓練中および修了後3か月間、就職支援責任者が個別キャリアコンサルティング(面談)を通して、自発的な就職活動を促しつつ、計画的に就職支援を進めてまいります。
また、就職活動に役立つ模擬面接や、書類選考対策として、履歴書、職務経歴書はもちろん、添え状や封筒の書き方まで、意外と知られていない応募書類の書き方をトータルにサポートいたします。
修了後、より良い就職に巡り会うために、さらに、せっかくのご縁を活かすために、皆さんの意思決定と積極的で自発的な就職活動を支援いたします。
訓練では、パソコンスキルを身に付けるのはもちろんですが、特に企業ニーズとして重要視されるコミュニケーション能力やビジネスマナーなど、社会人としての基本的能力をより向上させるための授業も存在します(職業能力開発講習)。キャリアを切り拓いていくためには、土台となる「スタンス」つまり「自立意識・姿勢」を身につけ、業界・職種・時代を越えて通用する「スキル」を強化することが、第一歩であると考えます。
「私は社会人として何十年と働いてきた、今さらビジネスマナーなんて」
「パソコンを学びに来たのに」「スキル・資格がほしいのに」
職業能力開発講習は、はじめのうちは、残念ながらそう言われてしまう事が多いのも事実です。
分かっていても、できますか?
維持・継続できていますか?
転職では、即戦力が求められる。これは事実です。ですが、どれだけ素晴らしいスキルを身に付けたとしても、マナーやルールをないがしろにし、社会人としての基本的能力に欠けていては、仕事は任せてもらえません。新しい会社に入ればいくつになっても新人は新人です。愛される新人さんになるために、素直な社会人基礎力を維持継続していきましょう!